7月もまた1週間ほど頭痛で動けなくなった。
どうも後頭神経痛というヤツも加わってるっぽい。
とにかく神経を引っ張られる系の痛みが最初に来て、次にそれが緊張型頭痛になって最後に片頭痛になるというスーパーコンボだ。
おかげでこれまで長い時は3日くらいでおさまってたのに、7~10日もかかってしまうようになった。そのせいで買い物すらろくにいけなくなって、栄養失調っぽくなった。
ネットスーパーを使えばいいという意見はあるだろうけど、頭痛の間は吐き気であまり食べられないので、買い物する意味がないのだ。一応ミロとかの飲むだけで栄養補助になる奴も置いてるし、スポドリもあるし、カロリーメイト的な物も置いてる。でも頭痛の合間にちびちび摂取してる程度じゃどんどん必要な栄養が削られていく訳で(贅肉は大して減らないのに)。
で、やっと頭痛が退いて動けるようになったので、スーパーに買い物に行ったけども、膝から下とか肘から先が栄養足りなくて痺れっぱなし。色々入ってるバランスの取れた幕の内的なお弁当食べたら、やっとちょっとづつ痺れが取れてきた。
やっぱり栄養的には普通の食べ物に勝る物ってない気がするな。
栄養補助食品はあくまで補助でしかないからね。
夏になるとYoutubeが心霊物とかガンガン勧めてくるのが本当に嫌だ。
映画作品としては見るかもしれないけど、一般動画としては見る気ないのにさ。
大半は嘘物だけど、稀に本物があったりしたら嫌な目にあうのこっちだから。
ちょっと考えたら分かると思うけど、そんな動画に映るほどこの世に念を残してるヤツに穏やかなのがいると思うか?
つまりそういうことだ。
そんな動画を見るってことは、溺れてる人間に近づくようなもんだからね。
助ける方法の心得と体力があるなら別だけど、そうでないなら近づかないのが一番だ。
夏を涼しくするなら物理的にエアコンやアイスで涼しくなればいいだけで、怖い話で涼しくなる必要なんてないからね。そもそも現代の暑さは、怖い話程度で涼しくなるような気温でもないし。
またけっこう映画観たのでその感想を。
『バチカン・テープ』
一人の平凡な若い女性とその恋人、彼女父親は平和に暮らしていた。
ところがある出来事をきっかけに女性は悪魔に気に入られて取り憑かれてしまう。
悪魔祓いの神父なども来て、彼女から悪魔を払おうとするけれど、その悪魔はあまりにも巨大だった、という感じのストーリー。
吹き替え版で見たので、まず主人公の女性の声役が酷くて驚いた。
ゴシック系アニメの12歳程度の癖アリの女児の声、に向いてる声といったら分かるだろうか。そういう系の声としてはハマるけれど、その声でどちらかというと影のある若い女性を演じたら違和感しか出ないに決まってる。アニメではあり得る声だけど、現実では違和感しか感じない系の声というのは存在するのだ。
が、悪魔が取り憑いた後は、しっかり悪魔の声なので違和感がきれいさっぱり吹き飛んでる。そのギャップを表現するために、ああいう似合わない声で吹き替えたのだろうか?
主人公の吹き替えの声役もだけど、ストーリーも大して面白くはない。
続編を作ろうとしたのか、という終わり方だし、すごく強い悪魔っぽいけどどのくらいすごいのかよく分からない。
分かるのは人間の家族や恋人を何とも思ってないのが悪魔的だということと、自分の凄さを伝えたがっている自己顕示欲の強さ。
この作品の見どころは腕をどこかに繋がれて動けなくなってる主人公が、悪魔払い中に悪魔に変化していて腕がちぎれそうなのにもおかまいなしに動こうとしてる場面くらいか。
悪魔払いの迫力とかは別にないので、本来そこは見所じゃないけども。
というか何でキリスト教って、キリストを避受け入れないと汚れた物扱いするんだろうな。
カラスを悪魔の使い断定しているし。
日本人の感性では「?」がたくさん浮かびそうな作品でもある。
何でもかんでも神様や精霊扱いになってしまう日本人の感性の方が世界では独特かもしれないから、まぁそこはしょうがないけど。
『ファンタスティック・ビーストと魔法使いの旅』
ホグワーツ卒業生の魔法使いの話。
魔法の動物をこよなく愛する変わり者の魔法使いがニューヨークへやってきて、色々な騒動に巻き込まれる。持っていた魔法動物が逃げ出して捕まえるハメになったり、金ピカ大好きな魔法動物のせいで銀行強盗や宝石強盗に間違われたり。
ハリポタは子供が主人公だけどこちらは大人が主人公なので、大人にはこちらの方が楽しいかもしれない。ハリポタと同じように魔法はふんだんに出てくるし、切ない恋や友情の話もあったりする。
ラストの建物がガンガン魔法で修理されてくシーンは、けっこう見ごたえもある。
魔法大好きで動物好きな人にはお勧め。
『ファンタスティック・ビーストと黒い魔法使いの誕生』
『魔法使いの旅』の続き。
捕まっていた強大な悪い魔法使いが護送途中で逃走。仲間や支持者集めをし出す。
一方、一人の魔法使いが自分の本当のルーツを探す。
前作の主人公は強大な悪い魔法使いを阻止するため、ダンブルドアと組んで(というかダンブルドアに巻き込まれて)思惑を阻止しようと動く。
自分のルーツ探しをしていた魔法使いは、悪い魔法使いにいいくるめられて仲間になってしまう。ルーツ探しをしていた魔法使いの真のルーツは、ダンブルドア一族だった。というストーリー。
前作と同じく動物も活躍はするけど、魔法使いの派閥争いの方が主軸になってしまっている。
あとダンブルドアが中年くらいの時の話なので、ハリポタの時よりも随分若い。
前作のファンタビが好きな人には「あれ?」という感じになってしまっていると思う。
もっと動物を活躍させて欲しかったんだけど…。
魔法の威力の度合いや、派手さは上がっているので、動物を愛でるより派手な魔法を楽しむ作となっている気がする。
『ファンタスティック・ビーストとダンブルドアの秘密』
『魔法使いの旅』の続き。
『魔法使いの旅』で活躍した魔法使い姉妹の妹の方が、『魔法使いの旅』で主人公の魔法使いの友人となった人間の男に失恋し、悪の魔法使いの元へ走ってしまう。
今、魔法使いの世界は新しい代表者を選出しようとしていたが、悪の魔法使いは裏で画策し権力を高めて自分がその代表者になり、魔法使いの世界も人間の世界も支配しようとしていた。主人公は代表選出で必要な神聖な動物を悪の魔法使いの手下達から守るために、自分の兄弟や協力者の魔法使い達、そして友人の人間の男と共に奮闘する。
この物語ではダンブルドアの秘密も描かれる。ダンブルドアは兄弟が何人もいて、その中の一人がオブスキュラス(闇の魔法)を宿していたことが判明する。ダンブルドア一族はその兄弟の心を取り戻すべく動くが…。
相変わらず不思議な動物は可愛いけど、もうすっかり魔法の派閥闘争がメインになってしまってて、1作目が好きな人ほど「なんだこれ…」になっていってる気がする。
派閥や政治闘争とかも別に嫌いじゃないけど、動物メインの魔法ファンタジーとは分けるべきだったと思う。半打ち切りみたいになったのもごちゃまぜが嫌がられたんじゃないかなと思う。せっかく不思議動物はお茶目で可愛いのに、そこにドロドロの権力闘争絡められたら魅力半減だ。
『ナイトミュージアム』
うだつの上がらない父親役が主人公。
離婚して仕事をいくつも首になり、子供の信頼も若干失いかけの瀬戸際で、やっと博物館の夜警の仕事にありついた。が、その博物館には秘密があった。というストーリー。
誰しも一度は想像したことのあるシチュエーションだろう。
夜になると、博物館の人形や剥製は動いてるんじゃないか?
という妄想で存分に遊んでるような感じ。
元々父親は発想力はあるタイプの人間だったようで(会社も作ってたりした)、一筋縄ではいかない夜警の仕事もアイデアで乗り切っていき、次第に博物館で息づく者達の心も掴んでいく。ラストは超ハッピーエンドなので、安心して見てられる。
楽しいファンタジーが見たいなら、これはかなりお勧め。
『スピーシーズ4 新種覚醒』
1作目のスピーシーズのヤバさはどこいった?という感じの、始まり。
一応エイリアンのデータから主人公を作ったらしく、金髪の美女ではある。
しかも叔父(伯父)?という設定の博士が姪として、その美女を育てていて、倫理観があり知能の高い人間として育ってた。
がちょくちょく病気になるようになり、このままでは死ぬらしい。
原因は寿命。寿命を引き延ばすには他の人間が必要。
ってことで途中は何かバトルありのエロありので1作目みたいな感じになってたけど、ラスト付近では人間の感性が戻り、完全なエイリアンになって破壊魔になる前に、育ててくれた伯父に頼み共に死ぬ、みたいな感じ。
感動作にしたかったのかなぁ…。
人間の心を取り戻して、みたいなお約束ラストで。
でもスピーシーズにそんなこと誰も求めてないと思うよ。
もっとヤバく、もっとエロく、もっととんでもなく暴れてくれないとね。
だって1作目をそういう風に作ったんだから。
『新種覚醒』ってついてるから、てっきりそっち方面の激ヤバなヤツが出てくると思ったのにこれじゃガッカリだよ。
『CRESCENT 冷たい海の底』
夫を亡くした女性と小さな子供は、海辺の別荘に引っ越してきた。
夫を悼みつつも穏やかで静かな暮らしになるはずだった生活は、段々と不穏な雰囲気に。
女性はこの世とあの世みたいな場所を行き来したり、息子は何だか変な物と友達になったり、死んだはずの父親から電話を受けたりする。
ホラーなんだろうけど、どっちかというとヒューマンドラマみたいな感じ?
母の愛は海のように深いという。
ただ吹き替え版で見たからか、子役の声が…。
大人の女性がアニメ声的な幼い声を無理やり出してる感じで気持ち悪かった。
まぁ子役のセリフが多い割に、幼い子供なのでこんな感じになってるんだろうか…。
幼い子はスパイス的ならいいけど、準主人公的に持ってくるのはかなり微妙だ。
『シャークネード』
言わずと知れた有名なB級サメ映画。
トルネードと共にやってくるサメの群れ。
海だろうが雨だろうが、水のあるとこならどこでも飛んでくるし降ってくる。
一人の男が海辺で店をやっていたけど嵐とサメでやられてしまう。
彼には別れた元妻と子がいて、彼女らは別の男と別の場所で暮らしている。
男は元妻と子が心配で、店の常連客やスタッフと共に元妻と子を助けに行く。
という感じのストーリー。
ストーリー云々よりも、サメの暴れっぷりを見るのがなかなか楽しい。
どこからでも飛んできて食いつく凶暴具合とか、トルネードの中でも原型を保ってるサメの頑丈さとか。
『シャークネード カテゴリー2』
よりを戻した妻と一緒にNY行きの飛行機に乗ってる前作の主人公。
そこをシャークネードが襲う。いきなりサメ大暴れ。
飛行機のパイロットがサメに襲われてしまい、主人公が操縦して何とか不時着させる。
でも本番はこれから。
NYを何本ものシャークネードが襲う。
主人公の妹家族とも合流し、襲い来るシャークネードから逃げたり、何とか竜巻の勢いを削ごうとしたり奮闘する。
ただ今作はコメディ全振りなので、天気予報で笑わせに来る。
降サメ量とか、サメを伴った南風とか、サメが1時間に50mm振るとか。
(1時間に50mmの雨は滝のような非常に激しい雨だけどサメだとどうだろう…)
ラスト付近はサメにうっぷんの溜まったNY市民が、シャベルだの違法な武器だの(マフィア)、お約束のチェーンソーだの、傘だのでサメを攻撃しまくってたのが楽しかった。
頭空っぽで見れるB級サメ映画なので、ストレス発散したい時にお勧め。
『シャークネード3 エクストリーム・ミッション』
数度にわたるシャークネードから街を守った英雄として大統領に表彰される主人公。
ところがホワイトハウスにもシャークネードは来る。
シークレットサービスが壊滅していく中で主人公と大統領はサメと戦いまくる。
1作目のバーの従業員の女性が、再登場。
シャークネードハンター(トルネードハンター)になっていた。
今回は彼女と共に、今後襲い来るシャークネードと戦うことになる。
一方主人公の娘も遊園地で知り合った男の子と共にサメと戦う。
そして今回は宇宙からシャークネードに対処することになり、主人公の父や、シャトルに乗り込んできた臨月の妻と共に宇宙へ。
主人公の父が船外に出て故障した人工衛星を修理したおかげで何とかシャークネードを消滅できた。ただ父親は戻れず宇宙に置き去り状態となってしまい、シャトルは壊れ主人公と妻はサメに丸のみされて地球へ落下。
2作目よりも規模がデカくなってるけど、チェーンソーネタは相変わらずで、ラストまであちこちに散りばめられてる。あと、宇宙までサメが飛んでくるし(どうやって宇宙に出た)、主人公の父がラストはなぜか月にいたりする(どうやって月まで移動した)。
迫力はこっちのが上だけど、面白さは2の方が上かもしれないな。
続きもありそうだけど、今度は宇宙で戦うんだろうか。
それとも進化した3つ頭のサメと密林とかで戦うことになるんだろうか。
『メガシャークvsメカシャーク』
永久氷壁から目を覚ましたメガシャーク。
それを迎え撃つのは人類の英知を詰め込んだ、人工知能搭載のメカシャーク。
果たして勝つのはどちらか。
まぁおバカサメ映画だけど、こちらはZ級。
迫力もなければ面白くもなく、人間ドラマも大したことはない。
ちょくちょくメカシャークを操る白人女性と髭面の黒人の男性の夫婦がドアップで映るので、絵面的にもまったく美しくも面白くもない。
時間が有り余ってしょうがない時以外は見るのをお勧めしない。
『月に囚われた男』
月でヘリウム3の掘削作業をしている男が主人公。
毎日同じルーティンの生活を送り、話し相手と言えばロボットだけ。
ライブでの通信は壊れてるせいでできず、地球からは一方的に送られてくるメッセージのみ。
そして3年の任期があと2週間になった時に、彼は仕事中に事故に遭う。
医務室で目を覚ました彼に、ロボットは事故にあったのだと告げる。でもなぜか外には出してもらえず、痺れをきらした男は嘘をついて外の事故現場へ行く。そこには事故にあって医務室で目が覚めたはずの自分の姿があった。 というストーリー。
もしも自分が誰かのクローンだったとしたら? というちょっと怖い想像をしながら見ると、より一層緊迫感が増すと思う。囚われるというのは何通りかの意味があるけれど、ロマンティックな意味じゃなく怖い方の意味だ。月というのも2つの意味がある。
ほんの少しの救いがあるとしたら、孤独に苦しんでいた主人公が最後の数日だけは、相手が自分ではあるけれど生きた人間との会話をし、思いやりを受けることができたということだろう。
ラストは一種の『ざまぁEND』と言えるかもしれない。
悪いことするヤツには、誰しも天誅を与えたいものだからね。
『ウィッチバトル 女たちの戦い』
とある家に一人の少女がやってくる。学園と呼ばれていたそこは、黒い魔女が仕切る場所で強い力を持った魔女を自分達の配下に置き力を搾取しようとしていた。
その少女を救い出そうとするのが白い魔女の集団。白い魔女は正しい力を使うことを目的にしていた。少女はまだ自分の力のことも何も知らず、白い魔女達は彼女に力の使い方を教えた。やがて白い魔女達と少女は、黒い魔女達と戦うことになる。
う~~ん。
戦いって何だっけ。という感じの実に見どころと見ごたえのない作品だった。
内容は単純明快で分かりやすい物なだけに、もうすこしバトルの方をどうにかして欲しかった気がする。しかもラストが続編がありそうな終わり方。これの続編とか誰も見ないと思うぞ。C級とかD級とかの感じの映画な気がする。
『プロフェシー』
タイトル通り、預言がテーマ。
幸せの絶頂で妻を亡くした男は、ある日奇妙な出来事で、とある町へ導かれた。
そこは妻が見た不思議な何かと関連がある場所だった。
その場所では男が来る前からおかしなことが頻発しており、警官の女性は皆の訴えに対処できずに困り果てていた。やがて一組の夫婦の男性が訴えていた数字にまつわる事故が起きて、それが預言であることが分かった。
その地へ導かれた男にも、やがてこの地に大きな事件や事故などが起きることが伝えられる。男はどうにかしてその出来事から皆を救おうと奮闘するが…。
この手の作品によくあるような、預言する人を邪魔しようとするような奴らがおらず、逆に町のみんながこの不思議な預言や出来事の当事者となってるのはちょっと珍しい気がする。
が、せっかくの珍しい感じの作りを台無しにするのが陳腐な恋愛要素。警察官が若い女性だからと言って、町にやってきたばかりの中年過ぎの男と恋愛関係にするのはあまりにも浅はかだと思う。さすがに親子ほど年齢が離れてるように見える男女にそれは気持ち悪いだけだ。
『レリック 遺物』
姿を消した年老いた女性。彼女の娘と孫娘が心配して家にやってくるが、突然老女は家に戻ってくる。老女は認知症を発症していたため、娘は施設へ入れようとするが、孫娘は反対する。そして次第にその家に隠された物が彼女達全員を巻き込んでいく。
ものすごくざっくりな結末は、認知症によって壊れていく老女の意識と家がシンクロしてる感じ。そして遺物とは血のつながり。
つまり娘と孫娘がその家で味わった恐怖は、老女が味わってる恐怖そのものなのかもしれない。自分が自分でなくなり、死が迫ってくる恐怖。
「老い」そのものをホラーのネタにするのは、ちょっと新しい視点かもしれない。
ただ孫娘が認知症の祖母を引き取れとかお気楽に宣うのにはイライラした。
(このホラー経験の後では口が裂けても言わない…というか物理的に言えなくなったけど)
非常に分かりづらい感じの作品だし、好き嫌いも激しく分かれると思う。
抽象的な概念をメインに据えるホラーは、もうちょっと分かりやすく作品中でネタバレするか、非常に感慨深いラストにするとかしないと「何だコレ…」で終わりかねないと思う。
『デーモンズ・ゲート 冥界への扉』
亡き母と話したくて幽体離脱を試みるようになった大学生の青年。
ある日幽体離脱に成功したが、肝心の母とはコンタクトできずに、黒い影につきまとわれ始める。それを解決しようと精神科医や霊能者を訪ねにいき、つきまとっているのが悪魔だと分かり悪魔祓いをすることになる。
何か終始イライラした。
助けるとか言ってるくせに主人公と話をしたら専門外だと逃げる精神科医の医者、霊能者は悪魔祓いは辞めたとか言ってたその口で、ちょっと不可解な出来事が起きた程度でなぜか悪魔払いを始めたり。そして意味不明なタイミングで主人公に告白して彼女になる女子学生。
幽体離脱と母のことしか考えてないくせに、告白されたら女子学生のことばかり考えてたとかいう主人公。まったくハッキリしたことや真相を言わない父親。大言壮語なタイトルつけた割に、悪魔払いとかもまったく大したことがない。
すべてにおいて思わせぶりと投げっぱなしで出来上がっている、中途半端な作品だ。
まったく怖くはないので、怖くないホラーが見たいならいいかもしれないが、見てる方がイライラの悪魔化して「今すぐ地獄に落としてやろうか」という気分になりかねない点には注意が必要だ。
『カラー・アウト・オブ・スペース 遭遇』
重い病の妻と、3人の子供達と共に静かな田舎の屋敷に引っ越してきた夫。
ラマを飼ったり家庭菜園などしたりして、田舎暮らしを楽しんでいる。
ところが隕石が一家の庭に落ちてきて以来、この家は様々な物が変貌し始めた。
妻は料理中に指を切り落として平然としてたり、夫は子供に理不尽に怒鳴りまくり人格破綻者になったり、末っ子は怪しい物と遊んでいたり。庭には怪しい花が咲き、奇妙な色の昆虫が出現したり。
H.P.ラグクラフトのクトゥルフ神話の映像化なので、映像化自体難しいけれど、そもそもストーリーの実写化自体間違ってたな、としか思えない出来だった。
コズミックホラーじゃなくて、これじゃただのB級以下のパニックホラーでしかない。
描写不可能な色のはずなのに、よくある得体の知れない物に使用する不気味なマゼンタ系で表現するというチープさも幻滅しかない。
あと家族の変貌自体、何かただの薬物中毒者の末路みたいな感じで、そこにコズミックホラー的怖さはひとかけらも無かった。
頼むからこの手の物を映像化にするなら、AI使うかアニメにするかにして欲しいよ。
お安い価格で作るような実写じゃ絶対に無理だから。
『スノウマゲドン』
妻と夫、子供2人(姉と弟)の家族が主役。
高い山々に囲まれた平和な田舎町。
クリスマス間近ってことで子供(弟)のところに、謎のスノードームが届く。
そのスノードームはとても精巧な作りになっていて、街の風景がリアルに作り込まれていた。子供がねじを巻いてそれを動かした時に、スノードームに地割れが生じ、現実の街にも地割れが起こった。そして町は大規模な災害に見舞われていく。
いや~スノードームに込められた悪意で、街が災害に見舞われるという着想は別にいいと思う。氷の柱が飛んで来たらそりゃパニックになるよな、ってのも別にいい。
が、雑CG使ってるわ、娘は終始わめいててうるさいわ、純粋な自然災害じゃなく明らかに何者かが意志を持って引き起こしてる安っぽい自然災害だわで、げんなりポイントがどんどん溜まっていった。
魔法の世界の話なら、そりゃ悪意のある災害的な攻撃は当然あるよなって感じで理解できるけど(空中から襲ってくる炎とか氷とかね)、現実世界にそれを持ってきても違和感しかないよ。
災害パニック物は、お金かけられないなら作らないで欲しいもんだ。
それならフルCGかフルAIで作ってくれた方がまだマシ。
『コカイン・ベア』
麻薬密売人がFBIに追われて、セスナ機から大量のコカインを森に投げ捨てた。
それをクマが大量摂取してハイになってしまった。
そのせいでハイテンションで人間を襲いまくる殺戮クマの出来上がり。
野生のクマが近くで見えてるのに、クマを見つけて「かわいい」とか言ってたモブカップルの女性の方もクマのご飯になり、ママを困らせようと学校をさぼったキッズ1名とそれに付き合わされたキッズ1名もクマの襲われて命からがら逃げ出し、森の安全を守るレンジャーもクマにやられ、密売人一行もコカインを取り戻そうと森へ入り…。
とにかく、クマはお腹が減って人間を襲ってるというより、ハイテンションで殺してる状態ななので、腕だけ、とか足だけ、とか頭だけかじって殺してる有様。そのせいで人間のパーツがゴロゴロ出てくる。
映画の最後ら辺は、麻薬密売人がクマの巣穴に入ってコカインを取り戻そうとかしたせいでクマにやられ、巣穴にいた小熊もコカインベアになってるので、ハイテンションで密売人の腸を引っ張り出したりして遊ぶ有様。
エンドロールでも、薬物絡みで動物が凶暴化するのを恐れる元密売人の男とか、かわいいはずの動物がえげつないことをしてたりとかいう、ブラック小ネタが出てくる。
ラストは親子のコカインベアで締めくくり。
小熊が人間を見て舌なめずりするような行動取ってたので、もしこれに続編があったとしたら親クマ以上のとんでもない大暴れ殺戮クマになってたような気がする。
これぞB級の動物パニック物。
基本的にこの作品のクマは捕食者の目で人間を見てくるので可愛くないんだけど、たま~にかわいい行動取ったりするので、そこら辺でも目が離せない。
グロ耐性があって、ブラックユーモアが好きな方にお勧め。
『テッド』
人間の友人がいなかった少年が主人公。クマのぬいぐるみを『テッド』と名付けとても大事にしていた。そしてある日少年の願いによってテッドに命が宿った。
主人公の両親もテッドが生きていることを受け入れ、世間にもテッドは認められてTVにも引っ張りだことなりセレブとなった。
月日が経ち主人公は大人になって美人な恋人もできた。テッドも大人の声になっていたけど、薬やったり下品なジョーク連発するような堕落クマになっていた。
それでも主人公とはまだ固い絆で結ばれていた。
が、時に男同士の子供時代の親友というのは、子供時代の延長なところを残しているため、恋人との将来などと言った物とは相性が悪い。その絆はもはや親友というより悪友の方に傾いていることに、主人公もテッドも気づいていない。
恋人と出かけた大事なイベントから、途中でテッドが無理やり誘ったイベントの方へ行ってしまいとうとう恋人に振られてしまう…。
まぁ、なんというかかなり下品な感じ。
子供時代の幻想を派手にぶち壊すような、とにかく下品な言葉の数々がクマのぬいぐるみの口から飛び出すし、ストリートガールをパーティに呼んで下品なことやったりと、行動自体も下品だ。クマのぬいぐるみという緩衝要素がなかったら、そんな男との友情を続けることに ? しか浮かばないと思う。
ラストはハッピーエンドになるし、何かいい話風になってるけれど、さすがに下品が過ぎるのでもうちょっとどうにかして欲しいところ。
『DRAGON』
中世時代みたいな古い時代のファンタジー映画。
古代、乙女達をドラゴンへの生贄に捧げていた土地。
ある時一人の英雄がドラゴンを退治し、それ以来生贄の儀式はなくなった。
それから2世代後のこと。
生贄の儀式は結婚式の儀式に変わった。
今日はヒロインの結婚式の日。
相手はドラゴン退治をした英雄の孫。
だがその日再びドラゴンが現れ、ヒロインはドラゴンの巣に運ばれてしまう。
その巣ではドラゴンは人間の姿をし話をすることもできた。
しかもけっこうな美青年で鍛え抜かれた身体をしている。
人の生活を知らないドラゴンの青年と、ドラゴンのことを知らない少女は少しづつ心を通わせ、住みやすい環境を整えていく。
だがドラゴンと人間の溝はやはり埋まらず…。というストーリー。
ラストはおとぎ話的ハッピーENDなので、安心して見れる。
ヒロインは守ってもらうタイプでなくて、自分で頑張るタイプなのでイライラポイントも少ない。触れたくても触れられない2人の間の雰囲気に、けっこうキュンキュンする。
ドラゴンの青年に従ってる猿と山猫の中間みたいな動物もかわいい。
ちなみに、英雄の孫だからと言って英雄ではない、というのもポイント。
王道なラブロマンス的なお伽話を現代風にアップデートした感じで、映像もとても美しい。
安心して見られる作品だ。
『サイレントノイズ』
愛する妻が行方不明となった主人公の男の元に一人の男がやってくる。
やってきた男は、主人公の亡き妻からメッセージを託されてやってきたと告げる。
そして死者と交信する手段があるのだと言う。
男がやってきた時は妻の生死は不明だったが数日後に、妻が遺体で発見された。
半信半疑ながら妻と話がしたいばかりに、その提案に乗り交信を試みる主人公。
だがそれは次第に恐ろしい出来事を引き起こしていく。
何というか…この主人公は子供がいて、子供に寄り添うことをほぼしてない。自分が妻を亡くしたことばかりに意識をとられてる状態。
(てっきり妻の連れ子で名ばかりの父親役なのかと思ったけど、実際は離婚した前妻との間の子供なので主人公の実子、現在の妻と再婚してるので妻の子ではない)
それなのに、ラストでちょっとばかり子供へのメッセージを伝えてきたからと言って、お涙頂戴にしようとしてるのが、作中に出てきた不気味な怪物よりもよほど不気味だった。
このラストにしたいがためだけに子供がいる設定にしたのかと思うほど。
とりあえず、色々意味不明な作品なのには違いない。
何となく程度に心霊系の怖さを味わいたいならいいけれど、これを見る時は物事を深く考えようとしてはいけない。
『アンダーワールド』
ヒロインは昔、狼男族(ライカン)に家族を殺されヴァンパイアに助けられたことから、ヴァンパイアになりライカンを殺す処刑人となった、という経緯を持つ。
ヒロイン達の地道な長年の活動により、今やライカンは絶滅危惧種的に減っていて、ヴァンパイアの勝利は目前になっている。
ヴァンパイアは忠誠を誓う者の屋敷に住み、主が眠りについている間はリーダー代行を立てて、トップの命令に絶対服従的な感じで動いている。
が、ヒロインは代行の男の支配的な態度が気に入らない。代行の男はヒロインを愛しており未来の妻にと望んでいるが、ヒロインには彼の態度は権力で縛るだけの物としか見えてなかった。
そんな時ライカンを追跡していたヒロインは、ライカンが思ったよりもたくさんいるのに気づく。以前は月に支配されていたのに、自由自在に変身できる者もいる有様だ。
そのライカンがつけ狙う一人の人間の男が気になったヒロインは、彼の所在を調べ接触することにした…、という感じ。
スリム美女と細マッチョな美男が織りなす、スタイリッシュなオカルトバトル物(マトリックス的な雰囲気とアクションが多い)。
もうこれだけで人気が出ないわけがない。
ぜひこれを見る時には吹き替えで見て欲しい。ヒロインの声の吹き声は田中敦子氏と、人間の男の声役は三木眞一郎氏、代理人は小山力也氏、子供の頃のヒロインを助けた主は大塚芳忠氏が演じている。いずれも実力派声優なので外れなし。
『STAG』
モンスター(昆虫)パニック物。
洞窟探検ガイドの夫と、妻、娘、息子の家族が主人公。
ある日大富豪に洞窟探検のガイドを頼まれ、富豪を連れて洞窟へ。
しかしそこは曰く付きの洞窟で、富豪はエメラルドの鉱脈を狙っていて、自分の仲間も探検家やその家族の命もそのためなら使い捨てにするような悪党だった。
モンスターがうろつき襲ってくる洞窟の奥深くで、果たして富豪の目的は達成できるのか、探検家は無事に地上へ戻れるのか…。
いや~ひどかった。序盤でげんなりして数度見るのを止めたくらいひどかった。
何せ鉱山や昆虫の映像がチープすぎるわ、娘は足引っ張って叫ぶだけのお邪魔要因だわ、息子は勝手に洞窟に潜るような考えなしだわで。
鉱山とか明らかに人為的に岩(に見える作りもの)積んでるだけだろ、って感じの場所が崩れたらエメラルド鉱脈発見、だし。
そのくせグロ描写ばっかり頑張ってやたらリアルに作ってて、バンバン腸出したり、指落としたり腕落としたりする。
明らかに見て損した作品だ。
もう2度と見ない。
『ザ・ドミトリー 血塗られた学生寮』
大学に後期から入学してきたヒロインは学生寮にも入る。
彼女はコンプレックスの塊で自信がないが、友人達が彼女を変身させようとする。
が、彼女の部屋は前に部屋にいた女の子が自殺していて、次第に不可思議な出来事が起こり始める。
よくあるタイプのオカルトホラー。
親切な友人は主の復活のために生贄をもてなしてただけ、という感じの。
で上質な生贄にちょっかい出したり嫌がらせしたりしたヤツには主がお仕置き、みたいな。
この作品は色々中途半端で、ホラーの怖さもない。
そのくせエロ方面にばかり力を入れてて意味不明。
そもそもヒロイン自体が微妙で、ラストの一番のヒロインの美貌の見せ場ですらも、作品のあらすじにあるような『非の打ち所のない美女』とは程遠い(化粧で作った顔面だけ美女)。
なんというか、もうちょっと舞台設定から考え直せって感じの作品。
舞台は現代でなくてもうちょっと古めの時代でゴシック系にして、曰く付きの女子寮で友人は女子のみ、校舎で出会う男子とのほのかなロマンスの気配、だけど同じ女子寮にその男の子を狙う女子がいてヒロインに度重なる嫌がらせをする、みたいな感じだと絶対に面白くなったのに。
ゴシック系だとラスト付近の覚醒?は無茶苦茶映えると思うしね。
ゴシック系ドレスでゴシックメイクをすると、現代的なペラペラな下着みたいなドレスよりも女王様の迫力も出るし、それに心酔する僕の雰囲気もより出る。
ただゴシック系は背景やら建物やら小道具やら衣装やら、とんでもなく色々とお金かかるから、安く作ろうとすると現代的になってチープになってしまうんだろうなぁ…。
『プロジェクト・ヘイル・メアリー』
宇宙船で目が覚めた科学者である主人公。
やり手科学者だったのに、とんでもな論文出したせいでその世界を追われて、学校で科学教師になった。教師には向いてたようで楽しそうに授業している。
ところが、地球や太陽の生命が食われていくという未知の現象の解明を行う政府組織に巻き込まれ、プロジェクトに取り組んでいくうち、無理やり宇宙に送られる。
主人公は、星の命が食われる原因はウイルスのような物で、それに侵されてない星が一つあり、そこへ行って原因を突き止めてくるというミッションを負わされていた。
ただし燃料が足りないため、片道切符で生きては帰れない任務だった。
(成果のデータやサンプルをドローンみたいな宇宙船に入れて送り返せ、と)
そして星へ向かう途中で、明らかに人類が作ってない謎の巨大な船と遭遇する。
その船に乗っていたのは、岩でできた蜘蛛みたいな知的生物(エイリアン)で、少しづつ言葉をすり合わせて翻訳し、意志疎通を図れるようになった。
エイリアンは細かい細工や物作りが得意で、ガラスのような透き通った物で自分用のケース(宇宙服?)を作り、ある日主人公の宇宙船にやってきた。そのエイリアンも科学者のようでやはり自分の星を救うためにやってきていた。お互いに知識とアイデアを持ち寄って、目的地の星へ行き謎を解明し互いの故郷の星を救おうと誓う。
これは面白かったし、エイリアンが可愛かった。
ハグを教えたら、ケース越しにおでこ?をくっつけようとしたり、移動できるケースで主人公の宇宙船にやってきた時は、はしゃいでゴロゴロ転がってたり。
互いの命を救うために命をかけたりするのは、ちょっとじ~んときた。
科学的なアレコレよりは、エイリアンとの友情がメインになってる感じなので、知識方面にうるさい人には向かないかもしれない。
ラストは、友達のエイリアンと一緒に海辺で過ごしてたり、再び教師役をやってるシーンで締めくくり。多分、最高のハッピーENDだろう。
人外キャラが好きな人に大変お勧め。
『風鳴村』
日本風のホラーな名前がついてるけど、まったく関係なし。
舞台はオランダ。
そしてホラーの元となってるのは、風車小屋での殺人。
メンヘラっぽい女性が主人公で、偽造パスポートがバレて警察に追われてる最中に観光バスツアーに紛れ込んだはいいものの、バスが故障して止まってしまった。
その場所は曰く付きの風車小屋。
夜なので修理もできずそこで一晩過ごすことになったけれど、主人公の女性は幻覚を見て色々口走ったり暴れたりしたせいで他の乗客から縛り上げられてしまう。
ヤバイのは主人公…と思わせておいて、実は乗客全員ヤバイ奴らで、次々に謎の怪物に殺されていく…というストーリー。
何というか…つまらない作品だった。
スプラッタ表現も、一目で作りものと分かるチープさだったし。1人日本人がいて、日本のモチーフが入ってたりもするけど、外国人が考えた日本って感じでこちらもチープ。日本要素入れたいならそれこそホラー表現で入れないと意味がないと思う。
じっとりじわじわと締め付けてくる息苦しいような日本のホラーでなくて、13日の金曜日系なので何かすごく中途半端。
『クイーン・イン・ザ・ミラー -女王の召喚-』
母親と暮らす13歳の少女が主人公。いつも悪友的な友達3人とつるんでいる。
ある日、若い男性の飛び降りを目撃し、彼の最期との言葉を聞く。
「スペードの女王 姿を見せて」と。
それはスペードの女王という災いを召喚するものだった。
そして悪友達はスペードの女王を召喚してしまう。
悪友の一人が急死したことをきっかけに事態は最悪の方向へ進んでいく。
とにかく悪友が酷すぎた。
死にかけてる人を放置しようとか、自分でやらずに人に得体の知れない物を呼ぶような儀式やらせるとか、人間として何か欠落してんじゃないかという感じ。
主人公の母親も仕事があるからと言って主人公の世話を主人公の友人に頼み過ぎだし(その子も子供なのに)、スペードの女王に息子を殺されたという男性に(嫌がってるのに)無理やり対処させようとしたりとか。
特にホラー的な怖さがあるわけでもなく、人間ドラマ的な何かがある訳でもなく、ただただ愚かな人間が自業自得な目に遭ってるだけの意味不明な作品だった。
もうそろそろホラー系の作品の監督は、考えなしの愚かな行動を騒動の引き金にするというオールドタイプな始まりは辞めた方がいいと思うよ。
視聴者はイライラするだけで怖がってくれないからね。
『プー あくまのくまさん』
主人公の男性は子供の頃、100エーカーの森でプーやリグレットなどの数匹の仲間と共に楽しい時間を過ごした。でも大学生になって森を離れることになった。
それまでプー達に食料を与えるなどしていたせいですっかり依存してしまい、彼らは自分達で食料を調達する力がなく、少年が去った後は飢えて自分達の仲間の一人を食べて生き延びた。その時のトラウマでもう2度と人間を信用せず言葉も話さないと決めた。そして自分達を捨てた少年を心底憎むようになった。
そして婚約者の女性を連れて100エーカーの森に戻ってきた主人公の青年は、お気楽にもプー達に婚約者を紹介しようなどと画策している。頭の中はメルヘンな思い出全開で、自分が戻ってきたことをプー達が喜んでくれるとか思い込んでいる。
が、婚約者の女性は不穏な空気を感じ取り、早くここを去ろうと何度も訴えるが、お花畑脳の青年は聞き入れない。
そしてあくまとなったくまさんが主人公達の前に立ちはだかった。
いや~もう主人公がお気楽極楽過ぎて、どうかしてるとしか言えない。
まぁプー達も自活できなかったのは彼等のせいでもあるから、それもどうかしてるとは思うけれど、最初に依存させてしまったのは主人公の方だろうから、しょうがない。
というか、主人公の婚約者の女性がすごい幸薄いタイプで、ひょっとして主人公はメンヘラ的な人などを寄せてしまう体質なのか…とちょっと思ってしまった。
タイトルに『あくまのくまさん』とついてる通り、残虐シーンはかなり残虐なのでご注意を。
『プー2 あくまのくまさんとじゃあくななかまたち』
前作で生き残った(というか、仕返しにわざと生き残らされた?)主人公の青年。
すっかりトラウマになってしまい、カウンセリング通いの日々。
そして故郷の街で医者をやってはいるが、100エーカーの森での残虐な殺人事件が青年の仕業ではないかと疑われて村八分的な扱いに。ぬいぐるみ? 動物?が襲ったと言っても誰も信じてはくれず、家族と一部友人以外からは冷たくあしらわれている。
そして青年はカウンセリングで、子供の頃のプー達との思い出が、本当はほんわかした物ではなかったことを思い出していた。
メタ的な感じでいうと、この殺戮は大人になった青年とプー達の新たな遊び、みたいな位置づけされてた。だから青年は殺されなかったのか?
プー達や、新たに加わった邪悪な仲間達は、あれくらいで自分達の復讐が済んだなどとは思っていないため、また残虐な事件を起こし始める。
警察や勤め先は青年の仕業かと疑うが、邪悪な動物に襲われて生き残った人間により青年の仕業ではないと分かるが、その時はもう邪悪なヤツらによる大虐殺が始まってしまっていた。
いや~残虐表現がかなりすごいね、コレ。
男女関係ないし、プーとかの邪悪なコスプレっぽいのが微妙な分、ゴア表現に力入れまくりな感じ。とにかくどれだけ残虐に殺戮できるかを追求した感じ。どれくらい残虐かというと、首を引っ張ってちぎったり、ノコみたいなのでギコギコ切断したりの映像がひっきりなしに繰り広げられる感じ。
それ系に弱い人にはとてもじゃないけどお勧めできない。
逆にゴア系が好きな人には満足できる作品だと思われる。
私はゴア表現は、必要であるなら忌避はしないけど積極的に見たい方ではないので、なかなかしんどかった…。
しかもこれ、おそらく続編あると思われる。
これの続編はあまりゴア表現に力入れないで欲しい気がする。
『ブラックシープ』
ニュージーランドの牧場で育った兄と弟。
兄の残酷ないたずらのせいで、弟は羊恐怖症になった。
が静養するために久しぶりに故郷に帰ることに。
兄は弟が継いだ分の農地も買い、羊を遺伝子操作して新しい牧場を作ろうとしていた。
そこへ環境活動家の2人組が侵入、遺伝子操作された危険な羊を解き放ってしまった。
危険な羊のせいで、他の羊も危険な羊になっていき、人間を襲い始めた。集団で捕食行動したり、噛んで人間を同じ危険な羊に変えたりしていき、兄弟と環境活動家達はどんどん追い詰められていく。
こっちもなかなかゴア表現がすごかった。
羊がよってたかって人間の腸引っ張り出したり、腕や足を食いちぎったり、いやもうどこまで羊に残虐に殺戮をさせられるかを追求してる感じ(若干人間が脆すぎないか…とは思ったけども)。
キャラは微妙な感じのが多かったけど、兄と弟が育った家の家政婦の老女がたくましくて大変良かった。パッと見は普通の老女だけど、銃は打てるわ、羊にも動じないわでじつに頼りになる存在だ。
『ラスト・パーティ』
高校卒業間近の陽キャ達が、大学進学前に1週間のパーティへ出かけた。
パーティ専用の施設のある島、みたいな感じで、フェリーがないと移動できない。
最初はアルコールだの薬だのダンスだのと、陽キャ達のハメ外しまくりパーティしてたけれども、ヒロインが友人の女の子とケンカになってしまう。
その子は遺体で見つかり、そこからどんどん友達が消えていくことになる。
まぁよくある復讐もの。
以前のパーティでひどい目にあった女性が1人いて、その身内の人間が起こしてた、という感じ。復讐の理由が全うすぎて、今回被害に遭う連中に1ミリも同情できないし、どっちかというともっとやれとか思ってしまう。
それ以前に、パーティで仲間が死んでるのにすぐアルコール飲もうとしたり、隙あらばエロに持ち込もうとする男とか、仲間が行方不明になってるのに一切心配もせずにパーティのことしか頭にない感じが、視聴者のうんざり度をどんどん上げていく。
なので主人公や仲間達が被害に遭った時には、視聴者側はこれまで溜め込んだうんざり度がやっと解放されていく感じ。
アメリカのあの手の陽キャパーティの良さが1ミリも分からん、という方は、イライラとうんざりが限界突破しがちになるので、この作品見る時は要注意。
『ファイナル・デッドブリッジ』
主人公が勤めている会社でチャーターしたバスが橋に差し掛かった途端、主人公は嫌な予知夢を見る。同じ会社の仲間達がどんどん死んでいくという予知夢だ。
夢から覚めた主人公は大声で逃げるように皆に言い、主人公が見た予知夢通りに大災害が起こり何十人もが無残に死んだ。主人公の言葉を信じて逃げた者だけが助かった。
が、主人公に導かれて逃げた仲間達は助かった訳ではなく、ただ死の順番が遅れただけだった。その死はより残忍になって再び訪れ、一人、また一人と助かった仲間も餌食になっていく。
ラスト付近、主人公と恋人だけが助かった。
と思われたが…。
まぁこの手の作品のお約束だけど、「助かった」とかいうフラグは絶対に立ててはいけない。
死神はズルするヤツが大嫌いらしいので。