LIVE DAM WAOという新しいLIVE DAMが出たので、体験してみた。
お目当てはハモルン。
自分の声でハモリができるという新しい機能だ。
(以前もハモリ機能はあったらしいけど、高機能になったのかな)
使ってみて良かった点、悪かった点も書いてみる。
これがLIVE DAM WAOの採点画面。
精密採点Ai Heartというのになった。
「バランス」「パワフル」「スマイル」「ヒーリング」「テクニカル」の5つのハートタイプがある。歌い方のタイプらしい。さらにバランスとスマイルが半々なんてのも出る。
が、実際に歌ってみた感じは、声質(クリアかハスキーか)と声の強弱でタイプ判定されてる気がした。声質と歌い方を変えてみたら同じ曲でもハートタイプが変わるので。
まずは『茜さす』。
点数の出方自体はLIVE DAM Aiと変わらないと思う。
分析レポートも変わらない。
歌い方はバランスタイプらしい。
バランスタイプってのはナチュラルな感じってことかな?
この歌にはハスキー寄りの地声、クリアなハイトーンヴォイス、ファルセットを使うので、こんな感じになったようだ。
『月光』。
こちらはハートタイプがスマイル(おてんば)になった。
私の場合は力強いヘッドヴォイスが多いとこのタイプになるようだ。
『Fleurs Du Mal』。サラ・ブライトマンの超高音曲だ。
イントロ時のフェイクにhihiAとhihiBがあり、曲にも数か所hihiAが出てくる。
ラストはhihiAの8拍ロングトーンという鬼のような曲。
ちなみにこの点数取れたのは初めてだ。
歌える人が少ないので、超高音が得意な人にはかなりお勧め。
これも歌唱タイプはスマイル。
これはものすごくカッコイイ歌なので、力強く歌う一択だ。
『楓』。
原曲キーでは歌い辛いので、4つ上げて歌ってみた。
これも、この点数出たのは初めてだ。
ハートタイプはヒーリングになった。
この時の歌い方は通常のヘッドヴォイス&地声と、力を抜いたヘッドヴォイス。
力を抜いたヘッドヴォイスってには、ファルセットとヘッドヴォイスの中間な感じ。
喉は音程を作るだけ。それをお腹の力で喉という管を通す感じ。
高音部のロングトーンを出す時に使うテクだ。
(高音部ロングトーンは喉の力をしっかり抜かないと喉を潰す)
『紙一重』。
なかなか点数出なくて、何度も何度も歌ってやっとここまで点数出た。
ハートタイプはスマイルになった。
使った声はハスキー寄りの地声、力強いヘッドヴォイス、ファルセットだったけど、ラスサビの歌い方が反映されたらしい。途中何度もハートタイプがチェンジしてたけども。
AメロBメロはヒーリング、最初のサビはパワフル、Cメロはスマイル、ラスサビはスマイルって感じで。
『夏の終わり』。
これが『パワフル』と『ヒーリング』の中間タイプになった。
相反するタイプな感じなので結果だけ見ると、なんだそりゃ? になりそうだけども(;^ω^)
Aメロ、Bメロはハスキー寄りの地声での優しい歌い方。途中ファルセットも入る。
サビは力強いヘッドヴォイスだ。なので、ヒーリング&パワフルになった感じ。
おそらく歌手本人が歌ったらヒーリングになるんじゃなかろうか。
『Binary Star』。銀英伝Die Neue Theseの主題歌。
これはヘッドヴォイスオンリーなので、スマイルタイプになった。
ちなみにテクニカルはまだ出たことがない…。
ラップとか歌うと出てくるんだろうか?
地声で力強く歌うとほぼパワフルになるので、多分そんな気がする。
ちなみにハモルンで歌ってみた感想は、けっこう面白かった。
自分の声ですべてのハモリが出力されるので(ただの上下ハモリだけじゃなくて)。
『GASSHOU』とか本当に凄かった。
今まではカラオケで歌っても自分の声と、ハモリの弱い音しか聞こえなくて寂しかったけど、原曲みたいなゴージャスなハモリになるのでかなり楽しい。
(自分の声で、ハモリの装飾的な「あ~」とかも入ってくるのでマジで豪華)
しかもハモリのタイミングは自分の歌い方と同じなので、ハモリとずれる心配もない。
ただ、録音する場合はハモリ自体の音量を一番大きくした方がいい。現場ではけっこううるさいけれど。
あと原曲から4つくらいキーを上げる場合、ちょっとキンキンな感じになったりする。
これは曲によって高音ハモリ入れてあるとなりやすい。
私が歌った時は、『忘れ時の言の葉』を4つ上げでキンキンな感じになった。
もっとハモリが進化して上ハモリとか下ハモリとか選べるといいけどね。
それとすべての曲が選べる訳ではないので注意。
ハモリの代表格な志方あきこさんの曲とか1曲もなかったし(;^ω^)
ざ~っと見たところ、昭和のポップスとかの古めの曲が多くて、あとは新しいアイドル系の曲とかもそこそこあった気がする。
ハモルンが対応してるかどうかは、事前にDAMの公式でも調べられないので、現場で見てみるしかない。
ともあれ、ハモルンはハモリ大好き勢いには楽しいのでぜひ遊んでみて欲しい。
ここからWAOの部屋に行けなかったので、普通のAiだ。
『歌うたいのバラッド』。
英語カバー版だ。
これはけっこう96点出る。
点数出る曲と出ない曲の違いがよく分からないけども(;^ω^)
『Versailles-ベルサイユ-』。ベルサイユのバラ(劇場版)の主題歌だ。
もちろん覚えたて。
覚えるのはそんなに難しくはないし歌いやすいので、ぜひともチャレンジだ。
(Cメロがちょっとだけ歌いづらい)
『marie』。
この点数が出たのは初めてだ。
この曲は、最高音でヘッドヴォイスからファルセットに切り替える部分がけっこう難しい。
ファルセットではロングのビブラートも必要なので頑張って歌い込もう。
『infection』。
以前はあんまり点数出なかったけど、最近点数出るようになった。
歌い慣れたからか? でもやっぱり違いがよく分からない。
またWAOの部屋に行けたのでWAOの結果。
クリスマスシーズンってことで、目一杯クリスマスの歌も歌ってきた。
『Another Orion』。
いやビックリした。今まで96点台はちょくちょく出てたけど98点とか初めて出た。
97点までは別の曲で稀に出てたけど、そこが自分の限界だと思ってたよ。
ただ、もう二度とこんな点数出せる気がしない。
WAOのマシンからのちょっと早いクリスマスプレゼントかもしれない(12/16歌唱)。
この曲の練習歌唱で初めて紫色のテクニカルが出現した。
つまりテクニカルは節回しとかが難しい曲で出るようだ。
この曲は速いテンポで音程が上下を繰り返した挙句、急に高音部へ飛ぶのもあって、
音程をきちんと合わせて歌うにはテクニックが必要だという判定らしい。
映画『国宝』の主題歌。King GNUのボーカルの井口氏が歌ってる。
これは初歌唱だ。
この曲は他の曲よりも平均点が低いけど、ボーカルが男性なのできっとカラオケでも男性がチャレンジしてるんだと思う。あるいはメロディは覚えやすいのでその勢いであまり練習せずに歌ったか。
ただしこの曲男性が普通に歌える曲じゃない。何せ音域的には高音が得意な女性向け。
mid2C#~hiD#なので。さらにファルセットとビブラートが使えないと点数出ないというテクのいる曲だと思われる。
『King of Solitude』。
とても優しいメロディラインのクリスマスソング。
ところで、この曲の平均点は95.044だ。
とんでもなく平均点が高い理由は、おそらく私以外の94~96点出せる人が1人で10回以上歌った結果だと思う。色んな人が歌ったら大体90点前後になるからね。
『Everything』。クリスマスと言えば…で出てくる代表曲。
節回しが若干難しいのと(洋楽的な節回しなので)、高音部が高い。
歌える人なら高得点出すのは難しくない(曲の長さがあってバラードは点数出やすい)。
私の場合は地声部分は(ハスキー寄りなので)ヒーリング、ヘッドボイスはスマイルになりやすいようで、こういう半々な感じになった。
曲調が優し気なので優しく透き通る感じで歌っても、ヒーリングにならないのが面白い。
『雪の華』。
クリスマスというより、冬の曲。
平均点が90点いかないのがちょっと不思議な感じ。
高音部がぴょんと飛び上がるような感じで上がるのと、その部分がファルセットへの切り替えが必要なので、そこで苦心してる人が多いのか…。それともサビ部分の節回しが難しいのか…。聴いた感じよりも歌うと数倍難しい曲ではある。
覚えたての頃はサビの最高音部以外の節回しとメロディが覚え辛い曲だと思ったので、きちんと覚えきるまでは点数が出辛い曲なのかもしれないな。
『snow falling』。
この曲、すごく静かできれいな感じだけど、節回しとメロディラインがけっこう取りづらい曲。kalafinaの曲の中ではあまり人気ない感じがする(平均点出てないってことは12月に歌ってるの私だけってことなので)。いい曲だけど派手ではないからかもしれない。
あとkalafinaの曲にはありがちだけど、ロングトーン長いので途中息切れしそうになる。
『Nemo』。
Nightwishというシンフォニックメタルバンドが歌ってる曲だ。
この曲を見つけたばかりに、シンフォニックメタルが好みだという発見を得た。
(メタルって何かすごく激しい曲というイメージしかなかった)
シンフォニックメタルは、メタルとオーケストラの融合な感じらしいので、MV自体がショート映画になりそうなドラマティックな曲が多い。
ラスサビの最高音域の歌い方がけっこう難しい。パワフルなんだけど力を抜いて響かせる高音が必要なので。
この曲むちゃくちゃカッコイイので、男性が1オクターブ下でパワフルに歌っても絶対に映えると思う。
さて、来月は何を歌おうかな。

