下半身不祥事を起こした党について、今後を占ってみた。
●過去の因縁が足を引っ張る
この不祥事が出るまで、時の風は完全にこの党に吹いていた。
政策を力押しできそうな力強さがあり、
是々非々で中道を突き進もうとするバランス感覚、
何か新しいことを初めてくれそうという期待感があった。
なのに、過去から続く出来事に足を取られた。
過去の因縁が原因なので、策略なのでなく完全に自業自得だ。
●詰めの甘さ
常々不安視されていた詰めの甘さが出た。
精神的な未熟さゆえ、ちょっと上手くいくと浮かれてしまうようだ。
これまで頑張っても成果が出なかったからかもしれないが、
せっかく周囲から力添えがあっても、今のままでは同じことの繰り返しとなる。
●再起を目論む
表面的には、その過去の因縁を断ち切って良心に従おうとしているようだ。
だが誘惑に乗りやすい体質なので、果たしてそれができるかどうか。
本当に再起したいなら、体質そのものを変えた方が良いだろう。
つまり党首を交代させるのが手っ取り早い。
●時期尚早
結果的には、今何かをやるのは時期尚早だと言える。
当分は何かをする度に重箱の隅を突かれてしまう。
当然信頼も寄せられない。
●手遅れ
現在は、せっかくのチャンスを逃してしまった状態だ。
あまりにも大きな魚を逃してしまった。
参院選には期待はとてもできない。
●支える人
ぴったり寄り添って支える人々がいるようだ。
だが、これが逆に作用していると言わざるを得ないかもしれない。
今必要なのは甘やかすことではない。
●前進
周囲の支えを得て、前進したいと考えているようだ。
出足はそこそこいいだろう。
●フラフラする
ただし、何も解決せずに動き出してしまったばかりに、
フラフラした動きになりそうだ。
自由気ままが許される立場ならいいかもしれないが、
これは政党や政治家としては致命的だ。
信頼を失い、下手すると党の存続にかかわるかもしれない。
難しいかもしれないが、党にとって致命傷な未来を運ぶものは
さっくり排除した方が良さそうだ。
現代社会は、清潔感やバランス感覚がとても大事にされる。
昭和的な精神感は嫌悪感を持たれてしまうものだ。
なので、清潔感と使命感のある人物と党首を交代させた方が、
傷は少なくて済む、と思われる。